炒鱔魚

  

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更新日:
 2012年9月15日



◎炒鱔魚(チャオサンユー)
 タウナギの炒めもの。

 鱔魚(中国語:サンユィー、台湾語:センヒー)と呼ばれるタウナギは、栄養が豊富で、補血、補腎の効果がある食材だそうです。日本ではあまり耳にしませんが、田んぼや池に住む魚で、中華料理ではよく利用される食材です。
 鱔魚(タウナギ)は「黄鱔」とも呼ばれ、形がウナギに似ています。体形は細長い淡水魚で、台湾原生種の底棲魚の一つです。水田や水路など砂質や泥質の土の中に出没し、昼間は土の中の穴にいて、夜に捕食活動をします。小魚や小エビ、カエル、水生昆虫などを主食とし、鉄分やカルシウムを多く含みます。「本草綱目」という書物によると、補血、補気、消炎、消毒、風湿除去などの効能があるそうです。
 日本には明治の終わり頃に入ってきた外来種で、体長は40cm~1mくらいになるそうです。現在では、中国大陸から台湾、東南アジアに生息しているそうです。小暑の後が最も脂がのっていて美味しく、「小暑の黄色いタウナギは高麗人参にも勝る」と言われているそうです。
 タウナギを使った料理は、台湾では台南の郷土料理として有名だそうです。タウナギの炒め物の調理には火加減と時間が重要だそうです。鍋から上げる前にとろみと、甘酸っぱいタレをかけてタウナギを包み込みます。酸味、甘み、プリプリ感、香ばしさが混在した料理で、他では味わえない味です。



 







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